子ども株式会社

 このプログラムの“肝”といっても過言ではありません。

 子ども株式会社では、子どもたちで模擬の会社をつくります。

 「どんなものを作りたいか?」「どこで売りたいか?」「売れた収益はどうするか?」。 それをみんなで考えて実行します。

 リーダーになる子もいれば、意見をまとめようとする子、意見は出さないけれどみんなについていこうとする子、もしかしたら賛同しない子もいるかもしれません。

 そんなそれぞれの個性の中で、自分たちでどう答えを導くのでしょうか?

 答えは用意していないので、どうなるかはあくまでそのメンバー次第です。

 ここには、非認知能力を育てる要素がたくさん。

 人との意見の違いや摩擦の中で、失敗することも成功することもあるでしょう。

 また、自分たちで育てた農産物を販売するという経験は、

 お金を稼ぐことの大変さ

 お金をいただくことのありがたさ

 ひいては、親への感謝にもつながっていけばと願います。